内容説明
南太平洋上で回収中の人工衛星が何ものかに強奪されてしまう。どうやら衛星搭載のハイテク機器を専門に狙う大掛かりな海賊組織の犯行らしい。重大な関心を抱いた米国国務省は、海軍特殊部隊司令官マッキンタイアの推挽で地中海に作戦行動中のギャレット大佐率いるシーファイター任務部隊に出動を命ずる。目標はインドネシア。
著者等紹介
コッブ,ジェイムズ・H.[コッブ,ジェイムズH.][Cobb,James H.]
アメリカ生まれ。海軍の家系に育ち、自らも軍事史と軍事テクノロジーの研究者。現存のテクノロジーを応用したステルス駆逐艦の軍事行動を描いた長篇『ステルス艦カニンガム出撃』でデビュー
伏見威蕃[フシミイワン]
1951(昭和26)年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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かんとり
4
アマンダシリーズ4作目ですな。 アフリカ西部で活躍したエアクッション艇に、ステルス艦カニンガムを復帰させて、 インドネシアで海賊狩りの始まりです。 海賊の頭目はこれがスマートなビジネスマン。多部族からなる海賊カルテルを仕切り、 しっぽを出さない所は、どこぞの麻薬カルテルと酷似しているな。 敵アジトの晩餐会に招待されたり、ダンスをしたり、この辺はエンタメ色が色濃く海戦物とは思えんが…^^ 物語はどう進むのか? 下巻へ。 2021/04/21
エイサノオト
1
ブギス族、言葉の響き通りつよい。2013/04/08
Pochi
0
また、カニンガムが出てきました。アマンダは出世してるので、カニンガムの艦長ではありません。2013/04/25