出版社内容情報
イタリアは、経済モデルを刷新するのに困難の虜になって、社会と地域の新しい断絶に直面している。歴史家と地理学者、2つの視点で、19世紀以来続くイタリアの現実の複雑さを解明する。 ステレオタイプから離れて、こんなに知られていないこの国について見方を変えてくれる好著。
内容説明
イタリアは、経済モデル刷新の困難と社会と地域の新しい断絶に直面している。歴史家と地理学者の視点から、イタリアの19世紀以来の現実の複雑さを解明する。
目次
コントラストの国(3つのイタリア?;2つの首都? ほか)
イタリア人(言語の問題;老いるイタリア ほか)
国家と政治(民主主義の修業;ファシズム体制 ほか)
イタリア風文化(イタリア、芸術の母?;観光のイタリア半島 ほか)
世界とイタリア(東洋と西洋の橋?;明日なき勝利 ほか)
著者等紹介
デルピルー,オーレリアン[デルピルー,オーレリアン] [Delpirou,Aur´elien]
地理学の教授資格、空間計画・都市計画の博士号をもち、パリ都市計画学部(パリ大学エスト)の准教授、都市にかんする研究をおこなうラブルバ(Lab’URBA)の研究員である。専門は、ヨーロッパ、とくに地中海地域の大都市における都市政策
ムルラーヌ,ステファヌ[ムルラーヌ,ステファヌ] [Mourlane,St´ephane]
歴史学の教授資格、博士号をもつ。エクス=マルセイユ大学現代史准教授、エクサン=プロヴァンス人間科学地中海センターのTelemme(時間、空間、言語、南欧、地中海の頭文字)研究員、ローマ・フランス・センターの元メンバー。パリ政治学院の中東・地中海キャンパス(マントン)でも教鞭をとる
ラザール,マルク[ラザール,マルク] [Lazar,Marc]
大学教授、政治学院(シアンス・ポ)で歴史と政治社会学を教えるほか、歴史センター長をつとめる。ローマ・グイド・カルリ国際社会科学自由大学の公共政策スクールの長、国際調査研究センターの現代イタリア学際研究グループ(Grepic)代表、政治学院歴史センターの現代イタリア史研究グループ(Gric)共同代表
ボワシエール,オーレリー[ボワシエール,オーレリー] [Boissi`ere,Aur´elie]
フリーの地理学者・カルトグラファー
土居佳代子[ドイカヨコ]
翻訳家。青山学院大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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美東
クロモジ
wada325
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