内容説明
10世紀のスコットランド。高地人のエーダンは一族を守るため、闇の王に500年間仕えていた。ようやくその期間を終えたものの、故郷の城で月の一周期を過ごす間に、一人の女性と相思相愛にならなければ再び囚われの身となってしまう…。現代のアメリカ。ジェーンは幼い頃から夢に現れる黒髪の男性に焦がれ続けている。ある日、彼女に届いた送り主不明のタペストリーに、その男性の姿があった。眺めるうちに深い眠りに落ち、目覚めた彼女がいたのはスカイ島。そして夢の中の彼が…。
著者等紹介
モニング,カレン・マリー[モニング,カレンマリー][Moning,Karen Marie]
オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州パデュー大学で社会学士号および法学士号を取得し卒業。10年間、保険の訴訟や調停に関わる仕事に従事した後、作家になる夢を叶えるため退職。その後、数えきれないほどのアルバイトをしながら4作品の原稿を執筆し、Bantam Dell社より『Beyond the Highland Mist』(邦題:『ハイランドの霧に抱かれて』ヴィレッジブックス)が刊行され、RITA賞2部門でノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Momonga
4
★★2017/04/15
romance_holic
2
短編ですが、不思議世界へ違和感なく誘われ、素敵なストーリーを満喫しました☆ このストーリーの陰の主役、闇の王の思惑がまたラストで効いていましたね~。 長編であれば、現代女性が直面するだろう15世紀の生活とのギャップなどがなければ気になるところかもしれませんが、短編ですので、シンプルがベスト。2010/03/18
らぴ
2
あっという間に読了。……もの足りない。ヒーローとヒロインの魅力をもっと描いて欲しかった。モニング好きなのだが、予定調和はもったいない。2010/02/16
akiyuki_1717
1
さらりと読める中身とページ数です。何年も夢に出てきたヒーローが住む時代も違うって分かってたのかな?現代に馴染めないヒロインで、ヒーローのためならこの時代に喜んで残ると思えるのがすごいと思います。タイムトラベルものって結構ヒロインの時代にもどるパターンを多く読んでたので、新鮮な感じがしました。ふたりが出会う原因がまたスピンオフが書けそうですね。ただヒーローが500年も捉えられていたのがいたたまれず、人間を弄ぶ悪の妖精は好きになれなかった。2017/02/11
ちはや
1
ラノベ外伝並に薄い(ってか、外伝より薄いかも) ヒロインは直接的な表現と詩的表現は二重線で消すのね(笑)2010/02/18