内容説明
見合いの席で、なぜかシチューに入っていたビー玉、上司の弁当の中身を匂いだけで当ててしまう“絶対嗅覚”を持つ女、次々と桐野に送られる“食人鬼”からのメール、そして根津愛が仕組んだ…。さまざまな謎が思わぬ広がりをみせ、意外な「事件」に発展し、これに“かつてない活躍”を見せる美少女代理探偵・根津愛シリーズ最新刊!代理探偵を超えた?新キャラクターも登場。
著者等紹介
愛川晶[アイカワアキラ]
1957年、福島県生まれ。筑波大学卒業後、94年に『化身』(幻冬舎文庫)で第5回鮎川哲也賞を受賞
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感想・レビュー
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えびちり
4
「巫女の館の密室」と一緒に借りてきていた図書館本。巫女の館~を読んで、このシリーズを追いかけることはないなと思ったのですが、せっかく借りてきたのだからここまでは読もうと思ったわけですが。 はい。評価が覆ることはありませんでした。やはり、主人公の刑事が気持ち悪いです。エロ本溜めこんでいる35歳の生々しさがあるくせに、小一の探偵に惚れて女子高生になっても真剣に惚れてるとか。探偵にも人間味がない完璧人間でいったい誰に感情移入しろというのか。4本の連作短編。導入は興味を引くけど、結末に目新しさは感じなかったです。2016/09/12
葉菜子
1
途中の食人のシーンは気持ち悪かったです。でも最後のシーンにはびっくりです。2015/03/12
**くま**
1
どうしちゃったの、このヒロイン。
むすびめ
1
美少女探偵天才女子高生が完璧すぎてドッチラケ。彼女に憧れることができれば、夢中になって読めたのかもしれないと思うと惜しい。彼女については常に第三者の目線から語られていて、本人の思考が表に出てくることがないのが原因だと思う。話の設定上、仕方ないのでしょうけれども。共感する箇所がないので、ロリコンきもちわるいです、という感想をもってしまってすいません。 これがシリーズ3作目か4作目らしいので、それより前のを読めば、一人称スタイルの話があったりするのかな? でもそれを確かめることはないだろう。2012/03/09
二分五厘
0
2002.11.27
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- 自然科学実験