内容説明
本書は横浜開港から居留地制度がなくなる1899年までの約40年間に、どのようなホテルがあったのかを調査し、その沿革を明らかにすることを目的にしているが、単なるホテル名だけの羅列はできる限り避け、当時の新聞記事や旅行者の手記なども傍証として利用し変化を求めた。
目次
1860/1891年(万延元・文久元)(横浜ホテル)
1862年(文久2)(ロイヤル・ブリティシュ・ホテル)
1863年(文久3)(オテル・デュ・ジャポン;アングロ・サクソン・ホテル)
1864年(元治元)(新しい「横浜ホテル」;オテル・ド・リョーロップ ほか)
1865年(慶応元)(マリナーズ・ホーム;クラレンドン・ホテル ほか)
1866年(慶応2)(インペリアル・ホテル;ベルリン・ホテル ほか)
1867年(慶応3)(グローブ・ホテル;コスモポリタン・ホテル ほか)
1868年(明治元)(ベイ・ヴュー・ホテル;オテル・ド・フランス ほか)
1869年(明治2)(横浜ホテル(居留地37番)
セントラル・ホテル(31番) ほか)
1870年(明治3)(ジャパン・ホテル;ブルックリン・ホテル ほか)〔ほか〕
著者等紹介
沢護[サワマモル]
昭和12年北海道に生まれる。昭和37年上智大学外国語学部フランス語科卒業。昭和40年早稲田大学大学院文学研究科フランス文学修士課程修了。昭和58年敬愛大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。