出版社内容情報
戦後の早い時期に成熟化した日本の繊維産業は、どのように本業の再活性化と多角化を進めたのか。他産業でも課題になっている脱成熟化へのヒントを示しつつ、日本ならではのイノベーションの特徴を明らかにした。
内容説明
脱成熟化を図った大手繊維企業16社の長期的成長過程を実証的に分析。成熟事業の再活性化と新事業開発を並行して行うことで生まれる問題とは、より多くの反対や失敗に直面した企業に成功企業が見られるのはなぜか等、本書では、脱成熟化の20の特徴を取り上げて検討していく。
目次
第1部 繊維産業の地位と成長戦略(繊維産業の地位の推移;繊維企業の成長戦略)
第2部 脱成熟化プロセスの特徴(多角化戦略;成熟の認識;成長戦略の実行過程;成功企業;プロセス全体の特徴)
第3部 理論的含意と実践的含意
著者等紹介
山路直人[ヤマジナオト]
1993年神戸大学経営学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経営学)。関東学園大学経済学部助教授を経て、福井県立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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