内容説明
時代は変わっても産業は同じような盛衰をたどり、企業は同じような経営課題に直面する。表面的な多様性の背後には、ある種の普遍の存在があるのではないか…。本書では歴史は繰り返されるという着想から、アーキテクチャとモジュール化に関する研究を取り込み、「イノベーション」に法則性という新たな視座を与える。
目次
序章 イノベーションの歴史は繰り返すのか
第1章 技術と産業の発展過程にみられる法則性
第2章 統合概念としてのアーキテクチャ
第3章 製品アーキテクチャの発展過程
第4章 産業を超えるモジュール・ダイナミクス
第5章 モジュール分割の本質
第6章 イノベーションを促進するモジュール分割
終章 革新性に富んだ社会システムの創造に向けて
著者等紹介
柴田友厚[シバタトモアツ]
1959年札幌市生まれ。京都大学理学部卒業後、ファナック株式会社、笹川平和財団を経て、香川大学大学院教授。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程修了(経営学修士)。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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