出版社内容情報
経営者の仕事が何か、は、学生はもとより、社会人でも経営をしていない人にはよく分からないものである。本書は、経営学の初年度教育で現役経営者を講師に行われた講義をまとめ、経営そして仕事の難しさと面白さを伝えている。
ぐるなびや109などの若者にもなじみの深いビジネスの事業責任者から、プロレスの興業団体の経営者や政治家、大学の理事など経営のスキルをどう使うのかイメージしにくい方々も登壇しており、講演者のキャリアを選び取る過程なども読ませる仕上がりとなっている。
学生だけでなく若手ビジネスパースンにもおすすめ。
内容説明
大企業、中小企業、非営利組織、興行、大学の組織を経営する講師たちが語る、経営のリアル。これから学ぶ経営学の向こう側に、彼らがいる。組織マネジメントのケーススタディーとして、仕事へのキャリアデザインとして、そしてよりよく生きるためのライフストーリーとして、魅力ある8講を収録。
目次
第1講 ぐるなび物語で経営学を学ぶ(吉田真由美(株式会社ぐるなび執行役員))
第2講 SHIBUYA109の経営学(中里研二(SHIBUYA109総支配人))
第3講 非営利組織の経営と「社会を変える」の始め方(横尾俊成(NPO法人グリーンバード代表/東京都港区議会議員))
第4講 プロフェッショナル経営者の体験的経営学―企業経営とマーケティング(米田幸正(大王製紙株式会社社外取締役))
第5講 感じて、考えて、行動する―新しい日本のモノづくりに挑むスモールビジネス(海内美和(海内工業株式会社代表取締役))
第6講 オウケイウェイヴの誕生と挑戦―グーグルを超える日(兼元謙任(株式会社オウケイウェイヴ代表取締役社長))
第7講 女子プロレス団体の運営とスーパースターへの道(コマンド・ボリショイ(JWP女子プロレス選手代表))
第8講 國學院大學の経営(佐柳正三(國學院大學常務理事)中村大介(國學院大學財務部次長))