共に働くことの意味を問い直す―職場の現象学入門

個数:
電子版価格
¥1,999
  • 電書あり

共に働くことの意味を問い直す―職場の現象学入門

  • ウェブストアに22冊在庫がございます。(2024年04月17日 00時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784561217671
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

山口一郎氏と露木恵美子氏の共著による『職場の現象学』は、HRアワード2020に入選するなど高く評価されている。

本書は、『職場の現象学』の入門として企画された姉妹書である。『職場の現象学』では、職場で起こるさまざまな事象を現象学の理論で解釈するという新しい試みがなされたが、本書では、新型コロナ禍でのリモートワークやオンライン会議が日常化するなかで出てきた、職場におけるコミュニケーションや創造的な場づくりに対する新たな問いに対して、より具体的で身近な事例を用いて解説した本である。筆者らは、新型コロナ禍は人々の働き方を変えたが、そこで生じている言うに言われぬ違和感の正体は、現象学の考え方やモノの見方を身に着ければ理解できるという。

職場は「人と人の関係性」によって成り立っているのに、職場でやりとりされている、言葉に表現できない情動(感情や感覚)的コミュニケーションは、あまり重要視されてこなかった。そこに焦点をあてた本書は、新型コロナ禍を乗り越える過程で、多くの職場が遭遇する「リモートか対面か」という問いに対するヒントにあふれている。

【主要目次】
第1章 悩める職場のコミュニケーション
第2章 職「場」とは何か
第3章 なぜ今現象学なのか? 「現象学」とは何か?
第4章 職場から生まれる創造性

内容説明

言葉にできない、情動的コミュニケーションに焦点を当てると職場の「人と人との関係性」の本質が浮かび上がる!コロナ禍によって気づいた事象を例にその深層を分かりやすく解き明かす「職場の現象学」入門。

目次

第1章 悩める職場のコミュニケーション(管理することが目的化した社会;オンラインが常態化した職場で起こっていること ほか)
第2章 職「場」とは何か?(場とは何か?;職「場」の構造 ほか)
第3章 なぜ、今「現象学」なのか?「現象学」とは何か?(現象学とは何か?;意識と無意識の働き(志向性と志向分析) ほか)
第4章 職場から生まれる創造性(創造的な職場にとって多様性が必要な理由;創造的な職場において「心理的安全性」が重要な理由 ほか)

著者等紹介

山口一郎[ヤマグチイチロウ]
東洋大学名誉教授。1974年上智大学文学研究科哲学専攻修士課程修了。1996年から2013年まで東洋大学文学部哲学科教授。研究領域:現象学、特にフッサール発生的現象学、フッサール現象学と仏教哲学との間文化哲学

露木恵美子[ツユキエミコ]
中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)研究科長・教授。神奈川県出身。1991年中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士前期課程修了。2003年国立北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)知識科学研究科博士後期課程修了。博士(知識科学)専門は組織論、戦略論、ベンチャー起業論。産業用機械メーカーの(株)前川製作所に勤務したのち、JAISTに入学。知識経営論の野中郁次郎氏に師事。(独)産業技術総合研究所ベンチャー開発戦略研究センター研究員などを経て2011年4月に中央大学大学院戦略経営研究科に着任。研究テーマは「場と共創」。組織における創造的な場のあり方、組織変革プロセスを多面的に研究している

柳田正芳[ヤナギダマサヨシ]
フリーランスの編集/校正者、ライター、Webメディアコンテンツディレクター。2006年中央大学卒業(専攻は社会学)。複数の企業や団体のWebメディアに、ディレクションやコンテンツ企画、編集/校正、執筆などの形で参加し、クライアントのマーケティングや採用を支援。また、「性科学」「性教育」「性の健康」の活動家としての顔ももち、これまで培ったビジネスのノウハウやスキルを使いつつ日本での「性科学」「性教育」「性の健康」の普及を試みている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロベリダ

5
「現象学」=日々感じていることの根っこに何があるのか、体系的に捉える哲学とされている。職場の「場」は入れ物的な意味合いではなく、関係性の意もあるとのこと。また身体性も要素としてあり、やはりフィジカルなMTGは大事だそうだ。 この「場」の状態が個のパフォーマンスを左右するのだろう。よく「若手から新しいアイデアや主体性が出てこない」という声を聞くが、パワーを持った人の場作りが下手なだけ、と言えるのかもしれない。したがって、そういった場作りができていないのに技法だけ学んでもあまり効果が出ないのだろう。2023/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19821793
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。