マーガレット王女とわたし―イギリス王室のおそばで歩んだ女官の人生

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マーガレット王女とわたし―イギリス王室のおそばで歩んだ女官の人生

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  • サイズ 46判/ページ数 342p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560094648
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

過ぎし日のイギリス王室と上流階級の世界

 エリザベス女王とその妹・マーガレット王女の幼なじみとして、王女の女官として、公私ともに王室一家のそばで生きてきた男爵夫人の回想録。
 1932年、著者はレスター伯爵の長女として生まれた。両親とも、女王の女官やその父王の侍従を務め、著者は女王の戴冠式で、6メートルの裳裾を持って付き従う大役を仰せつかる。一方、23歳で結婚した富豪の夫は、才能と魅力に恵まれつつも度を越したエキセントリックさで、国内外で騒動を引き起こす。喜びも不幸もけた外れの結婚生活だった。
 波瀾の日々の支えが、立場の差はあれ気の合う友人のマーガレット王女だった。同時に、型破りな王女の女官が30年も務まったのは、極端な性格の夫に接し慣れていたからでもあった。イギリスでも毀誉褒貶相半ばする王女だが、慈善事業に熱心で常に前向きなその生き方を、そして女王の素顔や王室の人々を、著者は魅力的に描き出している。他に登場人物はスペンサー伯爵(ダイアナ妃の父)、レーガン大統領夫妻、イメルダ・マルコス、ミック・ジャガー夫妻、デイヴィッド・ボウイら、錚々たる顔ぶれ。

内容説明

幼なじみにして主従、男爵夫人の回想。エリザベス女王の妹、型破りな王女の女官が三十年間も務まったのは、奇人の夫に慣れていたからだった―過ぎし日のイギリス王室と上流階級の世界。

目次

最大の失望
ヒトラーの毒水
陶器のセールス
戴冠式
喜びのときも、悲しみのときも
手のつけられない癇癪持ち
マスティク島事始め
パジャマ姿の王女さま
母親の務め
女官就任
カリブ海の饗宴
ロイヤル・ツアー
ケンジントン宮殿での一年
迷える子どもたち
悪夢と奇跡
永遠に若く
王女さまの晩年
死が二人を分かつまで
さて、お次は?

著者等紹介

グレンコナー,アン[グレンコナー,アン] [Glenconner,Anne]
グレンコナー男爵夫人アン・ヴェロニカ・テナント。1932年、第五代レスター伯爵の長女として生まれる。イギリス王室一家と家族ぐるみで親しく、エリザベス女王・マーガレット王女姉妹とは幼なじみとして育つ。エリザベス女王の戴冠式では、メイド・オブ・オナーの役目を果たす。1956年、コリン・テナント、のちの第三代グレンコナー男爵(作家のエマ・テナントは妹、ヘレナ・ボナム=カーターは親戚)と結婚。マーガレット王女の女官(レディ・イン・ウェイティング)を、1971年から2002年に王女が亡くなるまで務めた

立石光子[タテイシミツコ]
大阪外国語大学英語科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

26
著者はアン・グレンコナー、グレンコナー男爵夫人であり、レスター伯爵の長女である。しかし伯爵家は娘三人しか生まれなかったため、伯爵家は彼女の代で断絶。戴冠式で6メートルの裳裾を持って付き従う大役を仰せつかった彼女が結婚した相手コリン・テナントは奔放なお方。マーガレット王女のお相手もドラマでは控えめに描かれていたもののお盛んな方。類は友を呼ぶというが二十三歳で結婚した富豪の夫は、癇癪を起すとまるで子供のように駄々をこねたらしいし経験豊富ではない新妻をとんでもない場所に連れていっている。そしてそれを著者も書く!2022/12/05

宇宙猫

21
★★★★★ 王族と近しい伯爵令嬢の自叙伝。著者の波瀾万丈な人生は読みごたえがある。王家と親しく何かと招待し合ったり、子供は乳母に任せ社交界や世界中へ旅に出たりと優雅な生活の一方、子供を遊ばせる公園では称号によって座るベンチが決まっているなど、称号と格式に縛られる貴族の生活が現代でも存在するんだね。ダイアナ妃が型破りと言われたり、メガン妃が我慢できなかったのも分かる気がする。女子は、王位は継げても爵位を継げないのも驚いた。いろいろ驚くことが多くて、とても面白く読めた。2023/02/09

いづむ

14
王室と親交のある貴族の女性が著者というだけで特別で貴重な手記であることは読む前から想像できたのですが、そんな生易しいレベルではなかった!まさに波乱の人生で、例えば故ダイアナ妃の父と婚約(後に破棄)、エリザベス女王の戴冠式でドレスの裳裾持ちに選ばれ、後に表題どおりマーガレット王女の一番傍で女官を務める人生。放埓で極端な癇癪持ちの夫はじめ、下の3人の子供の乳母(後にウィリアム&ヘンリー両王子の乳母に採用される)など周りを固める交友関係も濃すぎます。淡々とすごい事が山ほど記録されていて圧倒される一冊です。2023/01/17

Mana

6
ちょっといまいち。マーガレット王女と〜とタイトルにあるけど、あくまで著者アン・グレンコナーの半生記であり、王室は脇役、かな。 この著者の主張に「うん?」と思うことも多かったけど、生きてきた年代や環境を思えばそれも当然か。あの時代にあの階級や人たちの生態が分かる一冊ではある。2022/12/26

かしこ

3
英国貴族王族のやばさが伝わる本だった。淡白で上品な調子で書かれた人格を破壊されるほどの酷いエピソードの満載。レスター伯爵家の長女に産まれたアンは幼い頃からエリザベス王女マーガレット王女とも親しく育ち、エリザベス女王戴冠式には身長と年頃がちょうどいいことから裾持ちに指名される。ここを読んでチャールズ国王の戴冠式を見るのも楽しみになった。その後結婚するも、相手の頭おかしすぎる。初夜が上手くいかなかったから、新妻に男女の生の交接を見せたり、人間の男性とロバの交接を見せたり…貴族として育った矜持で耐える新妻…2023/01/15

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