出版社内容情報
グローバル化の今だからこそ問う。私たちは本当に〈越境〉しているのか、と。パンデミックと戦争のさなかに見出した書評という方法。
内容説明
グローバル化の今だからこそ問う。私たちは本当に“越境”しているのか、と。パンデミックと戦争のさなか国際交流基金の職員たちが辿り着いた書評という方法。
目次
序章 “心の鎖国”に抗して
第1章 文化交流の現場で、他者と出会う(「小さな民」の世界へ―村井吉敬『インドネシア・スンダ世界に暮らす』;ハルキのむこうに「日本」が見える―国際交流基金企画『世界は村上春樹をどう読むか』;自分だけの真実―ミア・カンキマキ『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』 ほか)
第2章 歩きながら、私は何者かを考える(あなたにとって、友人とは誰か?―デール・カーネギー『人を動かす』;一粒のガラスを集める―シーダーオルアン『一粒のガラス』;村上春樹さんについて語るときに僕の語ること―村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』 ほか)
第3章 人と人がつながる。人間とは何か?(現実をまなざすことの困難―四方田犬彦『見ることの塩』;揺らぐ境界線、「わたし」と出会い直す―松村圭一郎『はみだしの人類学』;相互理解という深淵へのまなざし―スーザン・ソンタグ『他者の苦痛へのまなざし』 ほか)
終章 「国境を越える」意味を再考する
著者等紹介
小川忠[オガワタダシ]
跡見学園女子大学文学部教授。国際交流基金に1982年から2017年まで勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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