出版社内容情報
「the座」で書き続けた「前口上」をはじめ、未完の連載「服部良一物語」、編者との対談等を収録した、故井上ひさし演劇世界の全て。
内容説明
「ｔｈｅ座」前口上、未完連載「服部良一物語」全収録。
目次
第１章 服部良一物語（井上ひさし）
第２章（物語と笑い・方法序説（聞き手／扇田昭彦）
「昭和庶民伝」三部作を書き上げた井上ひさしに聞く（聞き手／扇田昭彦）
渋谷を変えた劇場でダークな喜劇の実験（聞き手／扇田昭彦））
第３章 「ｔｈｅ座」前口上集
第４章 「時間のユートピア」を目指して―井上ひさしとこまつ座（扇田昭彦）
著者等紹介
扇田昭彦［センダアキヒコ］
１９４０年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。６４年、朝日新聞社入社。学芸部演劇担当記者、編集委員を経て退社後、２００３～０６年、国際演劇評論家協会（ＡＩＣＴ）日本センター会長。元静岡文化芸術大学教授。８９年、『現代演劇の航海』（リブロポート）で芸術選奨新人賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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いのふみ
3
人を、社会を、歴史を、見つめる目がやさしく、同時に厳しい。特に原爆投下や第二次世界大戦をめぐる、感傷や常識に捕われない思索には泣きそうになった。2019/10/24
こたつ
1
「服部良一物語」及び「the座」の前口上が入っていてとても面白かった。個人的に好きだったのは、「服部良一物語」のガーシュインに関するくだり。2012/01/30
