出版社内容情報
ヨーロッパを揺るがすカリスマ親子と極右政党はいかに台頭したのか? 第二次大戦以後の政治・社会史から説き起こす記念碑的著作!
内容説明
革命的ナショナリズムの世界。ヨーロッパを揺るがすカリスマ親子と極右政党はいかに台頭したのか?第二次大戦以後の政治・社会史から説き起こす。
目次
第1章 ジャン・マリ・ルペンの青春―代議士になった戦中世代の寒村の少年
第2章 「新しい右翼」、FN誕生とその時代
第3章 「第三の道」、極右国民戦線(FN)の勢力拡大―移民=失業・左翼ナショナリスト
第4章 FN「近代化」の試みの蹉跌―脱悪魔化と社会福祉ナショナリズム
第5章 三度目の雌伏の時代から復活へ
第6章 「パリ燃ゆ」「シャルリー・エブド」―極右躍進の背景としての社会不安
第7章 マリーヌ時代のFN復活と躍進―本格的な「脱悪魔化」の模索
第8章 マリーヌ・ルペン、半生・価値観・組織
第9章 「ライシテ」という逆説の「脱悪魔化」―「体制化」する革命的ナショナリズム
第10章 欧州ポピュリズムの将来
著者等紹介
渡邊啓貴[ワタナベヒロタカ]
1954年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程・パリ第一大学大学院博士課程修了。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授・国際関係研究所所長、高等研究院(パリ)・リヨン高等師範大学院・ボルドー政治学院・ジョージ・ワシントン大学客員教授、日仏政治学会理事長、グローバル・ガバナンス学会会長、国際歴史学委員会(CISH/ICHS)本部理事、在仏日本国大使館公使、外交専門誌『外交』創刊編集委員長などを歴任。現在、帝京大学法学部教授、東京外国語大学名誉教授。フランス政治外交論、国際関係論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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