造語法で増やすドイツ語ボキャブラリー

森 涼子【著】

白水社（2020/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 143p／高さ 21cm
• 商品コード 9784560088784
• NDC分類 844
• Cコード C3084

出版社内容情報

脱・丸暗記！ 構成要素から語彙を増やす

　語彙を増やすことは外国語学習の要ですが、単語の丸暗記はなかなか大変。でもドイツ語の語彙は、少なめの労力でシステマティックに増やせるのです。本書ではまず接頭辞や接尾辞の意味を体系的に整理し、単語同士を組み合わせる複合語の作りかたも解説。豊富な練習問題で知識をしっかり定着させます。巻末には便利な接頭辞別・基礎語別の単語リストも。あなたが何となく気づいているドイツ語単語のルールを、自覚的に使える知識に育てましょう。

内容説明

単語を構成する要素を学んでシステマティックに語彙を増やす。ドイツ語の単語を構成する接尾辞・接頭辞を整理して学習。単語同士を組み合わせる複合語の作りかたも解説。豊富な練習問題。便利な接頭辞別・基礎語別の単語リストつき。

目次

１　接頭辞（対称的な意味を付与する接頭辞；変化を表す接頭辞；その他、知っておくと便利な接頭辞；反意を意味する接頭辞）
２　接尾辞（形容詞化Ａｄｊｅｋｔｉｖｉｅｒｕｎｇ；名詞化Ｎｏｍｉｎａｌｉｓｉｅｒｕｎｇ；動詞化Ｖｅｒｂａｌｉｓｉｅｒｕｎｇ）
３　複合語（複合形容詞Ａｄｊｅｋｔｉｖｋｏｍｐｏｓｉｔａ；複合動詞Ｖｅｒｂａｌｋｏｍｐｏｓｉｔａ；複合名詞Ｎｏｍｅｎｋｏｍｐｏｓｉｔａ；単語複合の仕方：接合音）
４　語家族
５　練習問題
６　単語リスト

著者等紹介

森涼子［モリリョウコ］
ドイツ文化史・キリスト教史専攻。お茶の水女子大学博士課程修了（ドイツ史）、ゲッティンゲン大学にて学位取得（Ｄｒ．Ｐｈｉｌ：主専攻ドイツ史、副専攻教会史）。一般社団法人情報通信医学研究所主任研究員（非常勤）。１９９０年に渡独し、ゲッティンゲンにて研究、執筆、講演に携わる。２００２年以降、日本の諸大学および生涯学習センターにおいてもドイツ史、西洋文化史、ドイツ語を教える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[みのり]

問題は解いていない。問題を解かなくても、念頭に置いておくだけでも随分覚えやすさが違うし、語源順に並んだ単語帳の郁文堂のドイツ単語5500と併用すると良さそう。アルファベットの言語を「覚える」行為が本当に苦痛だったが、意味づけて覚えられるかもしれないという藁をも縋る思いで購入した。語学学習を謎の写経や謎の反復などの苦行のみにせずに、如何に理解して長期的な財産として定着させるかという自分のコンセプトにどハマりした。英語もこのような本を読んでおけばよかった…

2024/09/15

[たつのこ]

1回目読了。問題数が多かった。この内容、いつか自分で整理しなければ、でも面倒くさいなあ、と思っていたもの。大変ありがたい。随分頭の整理ができた。ドイツ語を学んでいる方にはお勧め。これから、100周目指して繰り返し学習するぞー！

2024/06/21