出版社内容情報
吉原をはじめとする数多くの遊廓について、歴史的変遷とその内実を詳細に解き明かした歴史的名著が、読みやすい〈新編〉となって久々に復刊!
ここでは遊里史的な遊里の盛衰と、それをめぐる人々の生活風俗、そして、さらに時代的世相背景を述べることとした。しかも他書の遊里史とは異なった遊里の構成要素をなす人々と事象を取りあげて、その各々の史的推移を記し、風俗的に見た遊里の理解を意図した。(「まえがき」より)
内容説明
吉原をはじめとする数多くの遊廓について、歴史的変遷とその内実を詳細に解き明かした画期的名著が、読みやすい“新編”となって久々に復刊!!
目次
第一章 廓と遊里(廓と遊里とは;廓の朝から夜中まで ほか)
第二章 娼家と茶屋(娼家の歴史的形態;娼家の名称 ほか)
第三章 遊女と私娼(遊女の種類;遊女の勤め ほか)
第四章 遊びと遊客(遊びと遊客風俗;遊興費;遊里の広告)
第五章 古川柳にみる廓の生活(遊びと手管;娼家のいろいろ)
著者等紹介
中野栄三[ナカノエイゾウ]
近世庶民風俗研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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