出版社内容情報
アテナイなど11のポリスの盛衰を横糸に、各々がギリシア世界で果たした役割を語ることで時代の流れを描き出す、ユニークな古代ギリシア史。
内容説明
ポリスの栄枯盛衰を横糸にした、古代ギリシアの通史。アテナイやスパルタからマッサリア(マルセイユ)やビュザンティオンまでを舞台に、先史時代からヘレニズム時代までの歴史の流れを、第一線の研究成果をもりこみつつ、わかりやすく物語る一冊。巻末にオリュンピアとデルフォイの解説も収録。
目次
第1部 先史時代(クノッソス;ミュケナイ)
第2部 歴史時代初期―前五〇〇年まで‐暗黒時代とアルカイック期(アルゴス;ミレトス;マッサリア;スパルタ)
第3部 古典期―前五〇〇年‐前三三〇年(アテナイ;シュラクサイ;テバイ)
第4部 ヘレニズム時代(アレクサンドリア)
第5部 回顧と展望(ビュザンティオン;エピローグ)
著者等紹介
カートリッジ,ポール[カートリッジ,ポール][Cartledge,Paul]
1947年イギリス生まれ。オクスフォード大学で博士号を取得、79年よりケンブリッジ大学で教鞭をとる。古典学部長などを経て、現在同大学のA・G・レヴェンティス財団ギリシア文化教授およびクレア・コレッジ古典学フェロー、ニューヨーク大学客員教授
橋場弦[ハシバユズル]
1961年札幌生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科教授
新井雅代[アライマサヨ]
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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