白水Uブックス<br> 世紀末と楽園幻想

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白水Uブックス
世紀末と楽園幻想

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  • サイズ B40判/ページ数 254p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784560073193
  • NDC分類 723
  • Cコード C1270

出版社内容情報

 近年とみに注目を集めているバイロス、クリムト、シーレ、デルヴォー等、世紀末の非リアリズム画家を、既成の枠にとらわれず新たな視点で自由に語った美術エッセイ集。世紀末美術を貫いている主題、エロスと死のモチーフを中心に、楽園じみた「もう一つの世界」への甘美なよびかけを展開する。

内容説明

近年とみに注目を集めているバイロス、クリムト、シーレ、デルヴォー等、世紀末の非リアリズム画家を、既成の枠にとらわれず新たな視点で自由に語った美術エッセイ集。世紀末美術を貫いている2つの主題、エロスと死のモチーフを中心に、楽園じみた「もう1つの世界」への甘美なよびかけを展開する。

目次

2つの顔―クリムト
すべては生きながら死ぬ―シーレ
変貌記―ココシュカ
お馬とペガサス―シュヴィッタース
夢見るテイレシアス―フックス
「百水」のほとり―フンデルトヴァサー
悪魔と諧謔―モーリッツ
その実はわが口に甘かりき―ヴンダーリヒ
絵文字の謎―ボス
装飾の天才―デューラー
直視と幻視―ゴヤ
夢の文書―ルソー
記憶の目―シャガール
現代のイコン―デルヴォー
壁抜け男―フォロン
宇宙幻想―ピラネージ
ピエロの帰還―ビアズリー
人工楽園の花の香―バイロス
イヴの笑い―シュトゥック
追う人逃れる人―ホドラーとムンク
封印された楽園―セガンティーニ
影の博物誌―ルドン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misui

2
美術評論集だった。エロスと死が漂う画家について、クリムトを最初に19世紀末から20世紀にかけて…と思えばボスやデューラーもあるので大雑把に近現代の幻想絵画論という感じでしょうか。ピラネージ、ビアズリーあたりがなかなか良かった。タイトルから期待したものではなかったがこれはこれで。2021/04/21

みかん

0
グロテスクを、奇想を、世紀末の美として受容できるだろうか2017/07/05

金木犀

0
92.3初版  Uブックス10192009/11/12

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