ぼくの文章読本

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309039244
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読むこと、書くことを通してことばを見つめ、ひろい場所で呼吸を続ける現代詩作家、荒川洋治。
本書では、随筆家、編集者、文学賞の選考委員と、
50年以上も多彩な立場で活躍を続ける著者が生んだ4000編以上のエッセイから、
「文章を書く」ことついて記した55作を選りすぐって収録。
■武田砂鉄さん推薦■
自分はずっと書いている。
ずっとずっと書いてきた人の言葉はずっと尊い。
ずっと届かないのがとてもいい。
【目次】
はじめに
第1章 暮らしのなかで書く
春とカバン
まね
畑のことば
おかのうえの波
他の人のことなのに
メール
夢のふくらみ
青年の解説
自分の頭より大きな文字
これからの栗拾い
小さい日記
すこしだけ、まわりとちがう
一本のボールペン
言葉がない
第2章 詩のことば
かたわらの歳月
散文
蛙のことば
ファミリー 詩の誕生日
山林と松林
目覚めたころ
希望
論文の「香り」
詩の山々   
きょう・あした・きのう
いまも流れる最上川
詩の形成
涼やかな情景
キアロスタミと詩と世界
第3章 文学をよむ、書く

かたちが光る
短編と短篇
高見順
遊ぶ
おおらかな写実
毒と神秘と
いつも何かを書いている
風景を越える
書きもの
暗くなったら帰るだけ
『島村利正全集』を読む
悲しみ、楽しむ
第4章 書く人が知っていること
しら浪
子どものときにつくる本
美しい砂
夢と光の日々
形にならない心へと向かう
悲しいもの
自転車で歩く人
太郎と花子   
ホームズの車
東海林さだお『スイカの丸かじり』
底流にあるもの
道の影
上のほうから来た人
これから
おわりに

内容説明

50年間で4000編以上のエッセイを生んだ、現代詩作家による、ことばの姿にふれる55編。

目次

第1章 暮らしのなかで書く(春とカバン;まね ほか)
第2章 詩のことば(かたわらの歳月;散文 ほか)
第3章 文学をよむ、書く(峰;かたちが光る ほか)
第4章 書く人が知っていること(しら浪;子どものときにつくる本 ほか)

著者等紹介

荒川洋治[アラカワヨウジ]
現代詩作家。1949年、福井県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。詩集に『水駅』(第26回H氏賞)、『渡世』(第28回高見順賞)、『空中の茱萸』(第51回読売文学賞)、『心理』(第13回萩原朔太郎賞)、『北山十八間戸』(第8回鮎川信夫賞)、評論・エッセイ集に『忘れられる過去』(第20回講談社エッセイ賞)、『文芸時評という感想』(第5回小林秀雄賞)、『過去をもつ人』(第70回毎日出版文化賞書評賞)などがある。1974年、詩の出版・紫陽社を創設。2017年より、川端康成文学賞選考委員。2019年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員。2024年、詩集『真珠』で第5回大岡信賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
最初の方しか読んでないですが、ぼくはカバンを洗ったよみたいなのと並列してぼくは女性のお尻が好きなので知り合いの女性のお尻をパチリと写真に撮ったよみたいな文章がやわらかくでてきたので、読むのはここまでにします。

izw

6
「文章」について1998年から2024年までに書いたエッセイ55編を「暮らしのなかで書く」「詩のことば」「文学をよむ、書く」「書く人が知っていること」の4章に編纂。詩人荒川が文章について、言葉についてどのように感じているかが滲み出ている文章が並ぶ。文章は内容ではなく、内容の裏にある感情、考えを表現するものだ、そのちょっとした表現に面白さを感じることができるのが、詩人の眼なのかと感心する。「おわりに」に50年間に4300編以上のエッセイを書いてきたとある。それだけの見方を描き続けられるのは素晴らしい。2025/05/25

Hiroki

4
朝霞図書館 現代詩の作家さんが「文章を書くという行為とはナンデアルカ」を語った本。つっかえつっかえで、読み進まない進めない・・・かなり苦労しましたが、一応最終ページにまで辿り着きました。一語一語に膨らみがあり、光もあれば影もありなのです。正攻法の正面突破を単純には許してくれませぬ。でもある意味強引にわっしわっしと行くしかなく、それでも何となく荒川さんが言わんとすることの大枠は捉えられたような気もします。身体的表現をするorしない、出来るor出来ない・・・「素のままか装飾品か」を問われたら前者を選択します。2025/05/22

読書熊

2
荒川洋治さんの文章に惚れている。リズムカルでやさしく、ふかい2025/01/09

1
読点と体言止めを多く使った独特の文体から、人柄みたいなのが見えてくる気がする。/「散文」という一節から。『散文は、理路整然としているから「正しい」ものであるように思われているが、散文が本質的に異常な因子をかかえていることを知っておく必要はある』(P72「散文」)  散文は人間の知覚からはずれていて、詩の方がより近い表現ができるという話。散文では「谷間の道を、三人の村人が通る」と書くが、詩では「谷、三」と書ける、と。 考えたことがなかったのでちょっと目から鱗かもしれない。まだ掴みかねてるけど。2025/02/25

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