内容説明
一七八九年の革命後、ナポレオンの号令によって王家のコレクションが一般公開されて以来、フランスは、世界に名だたる「ミュージアム大国」として成長を遂げてきた。ルーヴルやオルセーなど有名どころから知られざる穴場まで…本書は、フランスの美術館・博物館の全体像を、系統立てて展望する。
目次
第1章 フランス博物館の行政組織(フランス博物館局直轄、もしくは行政管轄下の博物館;国に属する他の博物館 ほか)
第2章 コレクションと博物館の種類(美術館;考古学博物館 ほか)
第3章 生きている博物館(コレクション;博物館の観衆 ほか)
結び フランス博物館の将来(フランスの個別博物館のための学術的・文化的計画;フランス博物館の学術的組織 ほか)
著者等紹介
波多野宏之[ハタノヒロユキ]
1945年生。東京外国語大学フランス語学科卒。1984‐85年、フランス政府給費留学(ポンピドゥー・センター公共情報図書館)。東京都立中央図書館等を経て、1992‐2003年、国立西洋美術館主任研究官
永尾信之[ナガオノブユキ]
1935年生。日本大学大学院博士後期課程満期退学(英文学)。1967‐68年、フランス政府給費留学(フランス国立文書館)。1964‐95年、東京都立日比谷図書館・中央図書館司書
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