出版社内容情報
名だたる食通、社交界の粋人で、司法官。あらゆる学問に通じ、ラブレー、モンテーニュにも比すべきモラリスト。こういう人の書だから、食材と料理のもろもろや、味覚の生理学が豊富なエピソードと共に語られているが、それだけではない。実は食の科学と芸術を通した人生賛歌、人間哲学の古典である。
内容説明
教養ある人にして初めて食べ方を知る―名だたる食道で社交界の粋人、博学にして信頼篤い法律家による美食を通じた人間哲学の古典。
目次
第1部 味覚の生理学(感覚について;味覚について;美味学について;食欲について;食物一般について;揚げ物の理論;渇きについて;飲料類について ほか)
第2部 味覚の生理学