中央アジア騎馬行

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中央アジア騎馬行

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  • サイズ B6判/ページ数 260p
  • 商品コード 9784560031209
  • NDC分類 292.28

出版社内容情報

【全巻内容】 1 新彊紀遊(呉藹宸著 楊井克巳訳) 2 女性大使チベットを行く(劉曼卿著 松枝茂夫・岡崎俊夫訳) 3 東チベット紀行(E. タイクマン著 水野勉訳) 4 東トルキスタン風物誌(A. フォン・ル・コック著 羽鳥重雄訳) 5 中央アジア騎馬行(R. ショーンバーグ著 雁部貞夫訳) 6 天山から青海へ(V.I. ロボロフスキー著 田村俊介訳) 7 アジアを跨ぐ(副島次郎著 雁部貞夫校閲) 8 大谷探検隊 西域旅行日記(堀賢雄著 水野勉校閲)

内容説明

ロシアの南下政策に対抗して、英国は新疆全域の踏査を必要とした。本書は、1927~31年にかけて、その任務に当った著者の紀行であるが、苦しい踏査行の中で、著者の眼は現地住民の生活に詳細に注がれ、特に高地遊牧民の雄渾な生活ぶりに、心から感嘆している。

目次

第1部 はじめの旅 1927~1929年(カシュガルからウチ・トルファンへ;クチャとコルラ;外モンゴルへ―マナス;天山を越えて)
第2部 2度目の旅 1930~1931年(ホータン川を下って;ニヤとロプへ;ユルドス地方)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ああああ

4
旅では、自分が触れたささいなことを、まるでその国や人々の全てであるかのように感じることがある。 この本には、心躍る冒険、感動する物語などは無い。あるのは、糞と汚泥にまみれた町。見渡す限りの荒野、草原。親切で酒飲みなカルムック人。誇り高いけど馬泥棒のカザフ人。まれに出会う美しいリンドウの花だ。 1920年代の東トルキスタン(中国領)を、道路調査のために著者である英国人は何度も行ったり来たりする。それだけ。それだけだけど、旅人としてはそれだけが全てだ。当時のその場所をあざやかに切り取っていると思う。2014/07/14

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