出版社内容情報
1986年春、著者は徒歩による極地単独行に挑戦し、2ケ月余におよぶ苦闘の果てに北極点をきわめた。本書は人類初の快挙の克明なドキュメントであるが、孤独の極限に追いつめられた人間のドラマとしても、無類の迫力をもって読者をひきつけずにおかない。著者はフランスの冒険家で医学博士。
内容説明
徒歩による極点征服の記録。
目次
どこまでも続くカオス
自分の影を踏んで進む
人間たちに会うための一時間
そしてブリザードが襲って来た
氷原にまだ新しい足跡が
地獄の入口
ドクター・エチエンヌじゃありませんか
せきれいからマンモスまで
北極大通りに死す
北極のロデオ
黒い川の割れ目
魔法の円
北から連れ戻してくれ!
体の中のヴィエルミュール
南極へ