内容説明
栗田健男、宇垣纏、ウィリアム・ハルゼー、アーネスト・エヴァンズ―雌雄を決する瞬間、各指揮官が見せた、勇気と決断とは?徹底取材と最新研究に基づいて、四人の生き様を圧倒的な筆力で描く。「戦争と人間」の意味を問う、新世代の戦史ノンフィクション。
目次
文化、性格、そして指揮官の孤独
悩めるスーパーヒーロー「海行かば、水漬く屍」
恐れず突撃せよ「まず撃て、議論はそのあとだ!」
シルバー船長と儒学者「クソ、あれは日本軍だ!」
イタチを仕留めた「海軍は嘘は云はぬが立前なり」
ダーティー・トリック部「東洋人の固定観念」を熟考する
玉砕「米軍をぴしゃりと叩く事は出来ないのか」
ビッグ・ブルー・フリート「あの坊ずどもはジャップではないのだから」
捷号作戦「世の中には奇蹟もある」
致命的な判断ミス「あのクサれ空母どもはどこにいやがるんだ?」
夜の艦隊「ああ、わが過ちなり」
夜明けの奇襲「クソどもに毛ほどもチャンスを与えるな!」
使い捨ての弱小空母群「あのクソ・ハルゼーめ」
全世界ら知らんと欲す「第三四任務部隊はどこにいるか」
謎の電報「うめき声のシンフォニー」
最後の「カミカゼ」「ブルのことはそっとしておいてやれ」
彼らはなぜ勝ったのか
著者等紹介
トーマス,エヴァン[トーマス,エヴァン][Thomas,Evan]
米『ニューズウィーク』誌編集幹部。「全米雑誌賞」受賞。ハーヴァード大学などで教鞭も執る。主要著作に全米ベストセラー伝記John Paul Jonesがある
平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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兵衛介
gauche
長屋義和