出版社内容情報
地球大気という薄い膜の中で繰り広げられる美しいドラマ。「線状降水帯」はなぜできる? 台風はどこまで大きくなる? 空にある世界最大の川とは? 日本書紀から古代日本の台風被害を予想し、歌川広重の版画から雨粒の形に思いを馳せ、台風の謎を解明するためジェット機で突入する気鋭の気象学者が見れば、世界はこんなに美しい。明日から空を見る目が変わる気象エッセイ。
【目次】
内容説明
地球大気という薄い膜の中で繰り広げられる美しいドラマ。「線状降水帯」はなぜできる?台風はどこまで大きくなる?空にある世界最大の川とは?日本書紀から古代日本の台風被害を推測し、歌川広重の版画から雨粒の形に思いを馳せ、台風の謎を解明するためジェット機で突入する気鋭の気象学者が見れば、世界はこんなに美しい。明日から空を見る目が変わる気象エッセイ。
目次
第1章 台風と豪雨のからくり
第2章 四季のからくり
第3章 地球のからくり
第4章 雲のからくり
第5章 気象への旅
第6章 未来の天気に挑む
著者等紹介
坪木和久[ツボキカズヒサ]
1962年兵庫県生まれ。気象学者。北海道大学理学部卒。日本学術振興会特別研究員(北海道大学低温科学研究所)、東京大学海洋研究所助手、名古屋大学大気水圏科学研究所助教授などを経て、名古屋大学宇宙地球環境研究所教授。2021年より横浜国立大学台風科学技術研究センター副センター長も務める。2017年、日本人として初めて、航空機によるスーパー台風の直接観測に成功した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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