哲学の現代を読む
ウィトゲンシュタイン―ネクタイをしない哲学者

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560024737
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1010

内容説明

考えるな、見よ!ここまで親しみやすく語られた彼の哲学があったろうか。かけがえのない日常の「場」でこそ、言語ゲームは繰り広げられる。「カジュアルの極北」を目指す新たなウィトゲンシュタインが、レヴィナスやソシュールとスリリングに遭遇し、「語りえないもの」へと限りなく接近していく。

目次

第1部 「ことば」(個体発生(ウィトゲンシュタイン哲学)は系統発生(西洋哲学)を繰りかえす
「哲学」って、いったい…?
「語の意味」って、突然言われてもなぁ… ほか)
第2部 「倫理」(「倫理」というのは難しい、本当に;レヴィナスの倫理は、すごいと思う;数学で言えば、「顔」というのは公理のことです ほか)
第3部 「たしかなこと」(「確実なこと」は、確実じゃない;「非対称」という私たちののがれようのないあり方;「示す」と「語る」という区別は、とても大切 ほか)

著者等紹介

中村昇[ナカムラノボル]
1958年、長崎県佐世保市生まれ。中央大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品