記号学とは何か―メッセージと信号 (新装復刊)

記号学とは何か―メッセージと信号 (新装復刊)

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560024102
  • NDC分類 801
  • Cコード C1010

出版社内容情報

「記号学」は、言語学よりはさらに広範な、人間の用いる記号体系の総体を研究する、いわば新しい人間科学、文化学への道を示唆するものである。記号学を代表する学者としては、バルトとともにプリエートの名を挙げねばなるまい。本書は、その基本的な原理と検証の見事な結実である。

内容説明

「記号学」は、ソシュールのもとで生まれたと言われる。それは、「恣意的に決定された価値をとりあつかう科学」であり、言語学よりはさらに広範な、人間の用いる記号体系の総体を研究することを任務とする、いわば新しい人間科学、文化学への道を示唆するものである。記号学を代表する学者としては、ロラン・バルトとともにプリエートの名を挙げねばなるまい。本書は、その基本的な原理と検証の見事な結実である。

目次

序論 人間と信号
第1部 機能(記号行為;指示のメカニズム;記号表現クラス、記号内容クラス、統合記号、コード;記号行為の成功と失敗;関与的特徴;記号内容クラス群および記号表現クラス群のあいだに見られる論理的関係)
第2部 経済性(コストに関する経済性;量に関する経済性)
第3部 記号の系統学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みか

2
「記号学」は、ソシュールを源流として生まれた学問です。現代の記号学を代表する学者として、ロラン・バルトとともにプリエートがいます。本書は、プリエートの記号学の基本的な原理と検証が収められています。本書の特徴は、ソシュールの基本概念の延長上にある「クラスの概念」と二つの構造観、マルティネの二重文節理論をふまえた経済性の問題、さらにプリエート独自の情況理論とピュイサンスの統合記号(セーム)理論の明確化と言えるでしょう。2007/08/10

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