吉士と西漢氏―渡来氏族の実像

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560022481
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

各種渡来氏族の中から、比較的王権と縁の深かった吉士と西漢を選び、少ない資料を駆使し、他の著書も参考にしながら、この両氏族の軌跡を追究する。『秦氏とその民』の続編。
書名の読みは「きしとかわちのあやし」です。

内容説明

各種渡来氏族の中でも、外交関係を中心として王権に多大な寄与を果たした両氏族の軌跡を追求する力作。『秦氏とその民』につづく絶好の渡来氏族論。

目次

第1章 吉士集団の性格とその歴史的展開(吉士系諸氏と「難波吉士」;日鷹吉士;草香部吉士と坂本臣・坂本吉士;「難波吉士」の編成とその史的意義;吉士の地方移住)
第2章 西漢氏・その氏族組織と支配下集団(二つの漢氏;西漢氏に関する諸説とその問題点;西漢氏の実像)

著者等紹介

加藤謙吉[カトウケンキチ]
1948年三重県生まれ。1975年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。日本古代史専攻。現在、成城大学・中央大学非常勤講師。主要著書に『蘇我氏と大和王権』(1983年、吉川弘文館)、『大和政権と古代氏族』(1991年、吉川弘文館)、『日本古代氏族人名辞典』(共編、1990年、吉川弘文館)、『日本古代史事典』(共編、1993年、大和書房)、『秦氏とその民』(1993年、白水社)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品