出版社内容情報
魏志倭人伝に「南北に市糴(してき)す」と書かれた対馬の人々は、約6~7千年前(縄文時代前期)から海を渡って南へ北へ通交し、東アジア沿海地域の文化交流に大きく貢献した。考古・文献・民俗・地理を織り合わせた学際的視点から、古き海人たちの足跡を掘りおこし、雄大な海の古代史を復元する。
内容説明
対馬の人々は遙か縄文時代前期から海を渡って南北に通交し、東アジア沿海地域の文化交流に大きく貢献した。その足跡を丹念に掘りおこし、雄大な海の古代史を復元する。
目次
序章 対馬国の南北市糴
第1章 『魏志』倭人伝の対馬国
第2章 南北市糴の考古学
第3章 東シナ海と日本海
第4章 倭の水人の民族学
第5章 原始の渡海と古代の船
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