出版社内容情報
「人間は獣と神の中間者」だという。アランは、こうした二重性を含む人間の問題を、比類なく醒めた態度で考究し、観念論とは無縁の豊かな人間論を展開する。考察は常に具体的であり、頭蓋と手、睡眠、慣習と衣服、おとぎ話、占い、武人、海員、農夫、職工、数学者など、人間の万象に及んでいる。
内容説明
人間は「獣と神の中間者」だという、アランは、こうした二重性を含む人間の問題を、比類なく醒めた態度で具体的に考究し、観念論とは無縁の豊かな人間論を展開する。
目次
驚くべき私たちの幼時
頭蓋と手
プラトンの共和国
プラトンの袋
眠りの法則
眼ること
懲
動物崇拝
習慣と衣服
人間の権利
家庭
女性の思考〔ほか〕