内容説明
『古典の新技法』全15巻は、歴代の名蹟を現代的な書例としてよみがえらせるべく考慮した手本集である。各古典は様々な寸法や形式で伝わるが、本シリーズの手本では、現実的な書例となるよう各々の比率を設定し、文字の大小・肥痩などを配慮し掲載した。古典を手本とするにあたり、拓本で伝わるものは白黒反転し、肉筆資料では文字のみを摘出した。筆画の不明瞭な部分は、可能なかぎり半紙臨書例を併載した。ひとつの手本は単一筆跡よりなるが、学書効果を考慮し、部分的に補筆、修正を施した。巻末には本冊学習後の展開の参考として、編者作例を掲載した。
目次
二王の学習と作品化を考える
王羲之(集字聖教序;興福寺断碑;蘭亭叙 八柱第三本;蘭亭叙 定武本 ほか)
王献之(鴨頭丸帖;敬祖帖;中秋帖;十二月帖 ほか)
作例
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- 和書
- 初めての点訳 (第3版)
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- 和書
- 気の発見 学研M文庫