出版社内容情報
明朝に殉じた烈士で、気迫に満ちた書を高く評価させる倪元?。その書100点を収載し、あらゆる資料を駆使して制作年代を推定、発展の過程を眺望できるように配列した決定版。詳細な「倪元?伝」と明末五家対照年表を付載する。
内容説明
明末を代表する倪元〓(ろ)の書作品100点(条幅72、巻子2、冊頁12、扇面14点)を収載する決定版。潤渇の際立つ墨の扱いや筆路を明確に示せるよう、作品はすべてカラーで掲載し、部分拡大図を多数付す。あらゆる資料を駆使して制作年代を推定、書法の発展を眺望できるよう配列。巻頭に吉川蕉仙氏の総合解説、巻末に澤田雅弘氏の詳細な「倪元〓(ろ)伝」と、故宮博物院の古書画部主任研究館員、傳紅展氏の蔵品解説を加える。張瑞図、黄道周、王鐸、傳山との対照年表を付す。
目次
書幅
巻・冊頁・扇面
著者等紹介
吉川蕉仙[ヨシカワショウセン]
1938年、京都出身。京都学芸大学(現京都教育大学)美術科書道卒。京都橘大学名誉教授。村上三島に師事。日展評議員、読売書法会常任理事、日本書芸院副理事長、京都書作家協会顧問、興朋会副理事長。洛游社主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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