内容説明
本書では、PL法の基本をしっかり押えると共に、その最新の動きを、裁判例の動向を含めて、幅広くフォローするように努めた。
目次
第1章 PL(製造物責任)を知るための10のQ&A
第2章 各国のPL法に共通する制度の基本的な法理と特徴
第3章 わが国におけるPL法の制定と裁判例の動向
第4章 日本において実際に下されたPL裁判例とPL法裁判例を見てみよう
第5章 海外のPL制度はどうなっているのだろう
第6章 むすび
著者等紹介
山口正久[ヤマグチマサヒサ]
1940年10月愛知県生まれ。1964年3月名古屋大学法学部卒業、同大学法学部助手(民法専攻)。1966年4月トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)入社、法務部門で企業法務に従事。法務部次長を歴任。1988年4月四日市大学経済学部教授。1996年4月金城学院大学大学院人間生活学研究科教授、現在にいたる。ほかに、名古屋大学大学院法学研究科及び南山大学法学部各非常勤講師など。元通商産業省(製品安全協会)「製造物責任制度調査研究委員会」委員、日本科学技術連盟「プロダクト・セイフティ研究会」運営委員兼指導委員、名古屋商工会議所「製造物責任制度問題専門委員会」座長、愛知県消費者保護審議会及び名古屋市消費者苦情処理委員会各委員、三重県消費生活対策審議会会長、尾張旭市情報公開審査会会長
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