出版社内容情報
○“機能安全”とは? “機能安全”とは、主にソフトウェア技術により、危険源と人との接触を回避することで安全を確保する方法です。この技術は既に身近な場所で活用されており、自動車の衝突回避システムなどが代表的なものです。その他に、洗濯機のふたロック機能や、鉄道の自動列車制御装置などが挙げられます。 ○図表を多用した分かりやすい解説書 上記のように、既に私たちの生活に浸透し始めている“機能安全”ですが、難解なイメージを持たれることも多く、一般的な理解が十分に進んでいるとは言えない状況です。本書では、様々な身近な製品への適用事例を豊富な写真と図表を用いて紹介することで、“目で見る機能安全の解説書”という作りになっています。また、専門用語を極力使わない文章なので、理科系の高校生から読めるような平易な一冊となっており、正に“機能安全の入門書の決定版”と言える1冊です。
目次
第1章 機能安全とは
第2章 家電と機能安全
第3章 鉄道と機能安全
第4章 自動車と機能安全
第5章 エレベーターと機能安全
第6章 ロボットと機能安全
著者等紹介
神余浩夫[カナマルヒロオ]
1987年大阪大学大学院工学研究科原子力工学修士課程修了。1987年三菱電機株式会社入社。以降、三菱電機中央研究所、産業システム研究所、先端技術総合研究所にて研究・開発に従事。2004年三菱電機株式会社名古屋製作所。2011年三菱電機株式会社先端技術総合研究所。2016年~三菱電機株式会社先端技術総合研究所主席技師長。現在、T¨UV機能安全エキスパート(FS expert)、NECAセーフティアセッサ(機能安全分野)、日本規格協会「IEC61508(JIS C 0508)対応機能安全セミナー」講師、(2013年~)IEC61508国際エキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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