出版社内容情報
<花き作編>世界に誇る育種と温度・光などの調節による植物生理の高度な活用で生活の彩りを育む技術開発史。<食品加工編>味噌・醤油など伝統食品の近代化、窮乏時代の代用食から先端技術まで食品開発・食物史。
目次
花き作編(近代社会における花き園芸の足どり;産業としての花き園芸の確立;品種改良の成果;分業化への道;消費者対応の重視;流通システムの変遷;花き作技術の現地実態調査)
食品加工編(食品の変遷―科学と技術の視点から;伝統食品と西欧技術の出会いと展開―戦前までの食品加工(明治~昭和15年(1940))
代用品時代の食品加工―戦中・戦後の混乱期における食品加工(昭和16~30年、1941~55)
インスタント化時代の食品加工
台所革命時代の食品加工―加工の調理化)