新潮文庫
犬連れバックパッカー―シェルパ斉藤と愛犬ニホの旅物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101004211
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0126

内容説明

「息子のクリスマスに、子犬をあげよう」田舎暮らしを始めたシェルパ斉藤がそう思いついた瞬間から、冒険は始まった。大阪からベビーカーに乗せて八ヶ岳の麓に連れ帰り、最北の島、礼文・利尻、さらに伊豆大島横断、思い出の松本、紀伊半島…。日本全国を一緒に野宿して旅するうちに、弱々しかったニホは、逞しいアウトドア犬に成長していく。心温まる、愛と感動のバックパック紀行。

目次

第1章 ニホを連れて八ヶ岳へ
第2章 八ヶ岳に暮らす
第3章 最北の島、礼文、利尻を旅する
第4章 伊豆大島横断
第5章 対談・藤門弘「犬と暮らす」
第6章 ニホ、史上最長の散歩
第7章 雪山に行く
第8章 対談・野田知佑「犬と旅する」
第9章 紀伊半島を行く
第10章 ニホと再び

著者等紹介

斉藤政喜[サイトウマサキ]
1961(昭和36)年長野県生れ。またの名を「シェルパ斉藤」という。生粋のバックパッカー作家。揚子江のゴムボート下りをきっかけにライターとしてデビュー。’95(平成7)年に八ヶ岳南麓に移住し、自分の手で家をつくる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カムイ

25
斉藤さんの紀行文は多岐に渡る東海道自然歩道の旅を皮切りに国内外で旅小説を書いている、今回の旅は二歩「ニホ」ゴールデンレトリバーとの旅である、公共交通や施設又はヒッチハイクで旅をする、諸々の事情があり断われ事があったが、それでも可愛く賢いので人気者になる、斉藤さんの紀行文は良いことも悪いことも書くので当事者には気持ちよくない所もあるかも知れないだろう、ニ歩との旅はほっこりさせられる、今は天国のニ歩、楽しく遊んでいることだろう。2016/08/06

RYOyan

7
まさかの矢作川河川敷からの岡崎市内横断コースで始まるという、地元民としていきなり親近感が湧きました。犬連れでヒッチハイクというかなりのハードルだからこそ、犬好き同志の出会いが生まれるのだなぁ。思っていたより面白くて、犬と旅してみたいと思った。2022/12/26

Mai Ishibashi

7
表紙の写真から目が離せなくなって購入。シェルパ斉藤さんと愛犬ニホとの徒然道中記。いろいろ共感できる部分があるけど、元看護士としてはやはりニホを迎え入れる際の考えが甘かったのでは?と感じた部分もあり。なかなかヒッチハイクできず、車の往来があるところで昼寝を始めるニホはすごい!テントでの暮らし、ヒッチハイクにフェリー、飛行機まで乗っての斉藤さんとの旅。ニホにとってはとっても充実した人生だったに違いない♪2013/05/06

ち〜

4
旅行記は好きで良く読みますが、犬を連れての旅は珍しくて購入しました。何枚かの写真に収まるニホが可愛くて癒やされました。2013/08/17

ぺーいち

3
内容はタイトル通り。主人の勝手でシビアな旅に連れまわし過ぎじゃないかとハラハラもするけれど、愛犬ニホもまんざらではなさそうなので、良しとするべきか。しかしながら、それでも鼻につくアウトローたちの「俺」的自由論。2010/09/01

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