出版社内容情報
むし歯よりも生えかわりが知りたい、スルメを噛む実験よりも歯根を予想するのが楽しかった-子どもの好奇心は大人の思惑を越え、それに応える先生も歯の不思議に取りつかれていった。歯と骨を主題に授業を深める記録。
内容説明
本書には、からだの発達の事実を学習することを通して、「生きる力」を保持した主体者として、また身体文化の担い手に育ってほしいという願いと教育観が満ち満ちています。
目次
人間の歯を学ぶ―歯の不思議・すばらしさの教材化を求めて(子どもに学んだ「歯の生えかわり」の授業;ミュータンスがくるよ―低学年で「歯と健康」を学ぶ試み)
「外で遊びたいけれど、遊べない」という子どもたちに、からだの学習で何ができるか―体重測定時の試み(一~六年生)