にぎやかな過疎をつくる―農村再生の政策構想

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にぎやかな過疎をつくる―農村再生の政策構想

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540231841
  • NDC分類 611.15
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「にぎやかな過疎」とは「過疎地域にもかかわらず、にぎやか」という、一見矛盾した印象をもつ農山漁村のこと。14章からなる本文に加え、「農的関係人口」などの基礎用語を、著者独自の視点で解説するコラム「農村再生キーワード」を11記事収録。註には本書の背景の深掘り解説や、参考図書の紹介なども多数盛り込む。農村再生のための政策構想を論じた『農村政策の変貌』(2021年)の続編であり、コロナ後の社会と2025年基本計画以降の展開を見据え、農村の過去~現在、そして未来への展望まで総合的に見通す一冊。

内容説明

この国に住む私たちは未来世代にどのような国土を引き渡すことができるのか?豊かな「人口減少社会」を描く農村再生論、待望の書!

目次

第1部 農村再生の方向―持続的低密度居住地域(持続的低密度居住地域をつくる―本書の課題;「農村たたみ論」批判)
第2部 農村問題の理論と政策(農村問題の展開―課題地域問題から価値地域問題へ;地域づくりの新展開)
第3部 農政と農村政策(新しい農村政策の意義―2020年基本計画を読み解く;食料・農業・農村基本法の在り方―見直しの論点 ほか)
第4部 国土の広がりと地域政策―過疎法・地方創生(過疎法の展開(1)―2010年改正法の位置づけ
過疎法の展開(2)―2021年過疎法を展望する ほか)
第5部 にぎやかな過疎をつくる―新たな政策課題(「にぎやかな過疎」の現在地;新たな政策課題―持続的低密度居住地域の展望)

著者等紹介

小田切徳美[オダギリトクミ]
明治大学農学部教授。専門は農政学・農村政策論、地域ガバナンス論。東京大学大学院単位取得退学、博士(農学)。(財)農政調査委員会専門調査員、東京大学農学部助手、高崎経済大学経済学部助教授、東京大学農学部助教授等を経て、2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

54
「にぎやか」と「過疎」という二つの言葉を考え直すきっかけになる。「にぎやか」は定番化している「活性化」とは質を異とするものではと思う。同じようなことは「過疎」にも言えると思う。半ば、ファッション化していると考えている言葉に踊らされない、中長期の視点と、マルチアングルの視点を持つことだと思う。自分の住む地域が、農村+住宅団地という特性があり、農村地域の住民が30%ほどになっていることもあり、参考になる視点が多い。2024/11/16

うえぽん

46
農村政策の専門家が主にコロナ禍以降に書いた農村、過疎等の論考をまとめた書。経済人中心に唱えられる多極集住、農村たたみ論に対抗し、にぎやかな過疎、持続的低密度居住地域を作る議論。農村を課題地域としてではなく価値地域として捉え、定住者に限らず、関係人口を含めた個人・組織の支援を主張。柳田国男の「都市と農村」に続けて読んだため、農村問題の変化よりも継続に目が向く。予算に紐付いた底上げされた人の動きより、該当地域の現在・将来住民のリアルな生活と、経済社会全体における当該住民層の位置付けに迫ることがより重要と認識。2024/12/30

壱萬参仟縁

37
私は2010年代、全国通訳案内士試験勉強をし、学習支援業を掛け持ちや、2017年からは営業、倉庫や配送などの肉体労働をして、2024年を終える今は、かつて取得していた高校の英語免許でお仕事をしているのが現状。本書で2019年11月の特定地域づくり事業協同組合制度(222頁~)でお弁当の配送業務を派遣雇い留めとなったね。農山漁村発イノベーション(109頁図)もあるが、しごとがミスマッチだね。2024/12/27

N_K

2
あまり売れてなさそうだが、2014年に地方消滅というセンセーショナルな本が出て以降、地域活性化一辺倒だったが、人口が低密度でもマルチワークをするなど十分に地域で暮らしていけるなど、にぎやかな過疎をつくるという転換点になる本だと感じた。実際に国の主要施策が示され徐々にそちらにシフトしていきそう。2024/10/08

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