内容説明
武蔵野の“風土”に隠された先人の知恵や歴史を読み解きながら、身近な地域を歩いてみよう、というコンセプトのコースガイド。
目次
武蔵野のふしぎを巡る旅(武蔵野はどこから開けてきたのか?―谷戸田を歩く(狭山丘陵)
目の前の多摩川の水は使えるか?―多摩川沿いの田んぼを歩く(根搦前田んぼ)
上水が崖を登るって、本当?―玉川上水取水口付近を歩く(羽村取水堰~田村分水)
武蔵野台地に分水嶺がある!?―水路が残る分水を歩く(熊川分水)
なぜ“深大寺そば”なのか?―崖線を歩く(調布~深大寺周辺)
路地が水路に見えてくるふしぎ―品川分水・牟礼分水を歩く(三鷹・吉祥寺周辺)
新宿から四ッ谷へ尾根が走る―玉川上水の終点をめざして歩く(新宿・副都心~四ッ谷))
“風土”のふしぎを発見するコツのコツ(日常の風景が違って見えるふしぎ;人との出会いから広がる世界;地域情報の窓口=博物館・資料館を活用する)
著者等紹介
福田恵一[フクダケイイチ]
1953年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部を卒業し、1977(昭和52)年より、昭島、八王子、羽村、調布、三鷹の中学校に勤務し、現在、小平市立小平第三中学校の教諭(社会科)。1991年頃より、地域の市民団体などで、玉川上水を中心とする歴史散歩フィールドワークを年2~3回実施し、その案内人として解説を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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