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内容説明
宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか?ハルヒが何かを言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな―スニーカー大賞“大賞”を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場。
著者等紹介
谷川流[タニガワナガル]
兵庫県在住。2003年、第8回スニーカー大賞“大賞”を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューを果たす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
206
一作目ほどの密度はないんだが学生時代に自主制作映画に出演させられて振り回された経験があるので大いに泣き笑いした。自分が振り回されるのはもうごめんだが他人が振り回されている様は読んでいてたいへん楽しい。2011/06/29
absinthe
195
映画を作ろうとするが、映画内のフィクションが現実世界に漏れ出してしまうという、人間原理の究極の姿のようなお話。ちょろっと、押井守の『ビューティフルドリーマー』を思いだした。ハルヒに不満を抱かせると世界が滅ぶという重圧はなく、楽しげな学園生活が活写される。前巻よりもテンポが良いようだ。2020/02/17
ゼロ
107
シリーズ第二弾。あの涼宮ハルヒ率いるSOS団は、文化祭で映画を出展することになった!ハルヒ監督の元、朝比奈さんが主役でどんな映画が作られるのか。高校生の青春といえば、それまでなのですが、現代の価値観で見ると、ハルヒの傍若無人の様に怒りを覚えそうです。キョンがハルヒのことを殴りたくなった気持ちは分かる。またハルヒは、神様的な存在かと思ったが、小泉・朝比奈・長門の三者で食い違いがあり、面白い。フィクションを現実的な言葉で表現したりと、メタ要素もあり。小泉の長台詞とか難しいことを言ってたり、ただのラノベじゃない2022/07/15
mitei
105
映画撮影面白かったなぁ。ハルヒのドタバタ劇って何かとふふっとさせる。2010/01/27
とら
96
この巻は、話の筋である「映画作り」より、SF要素の方が印象に残った。古泉さんが喋りすぎというか、これはただ単に作者さんがSF好きなだけなんじゃないかwどうやってハルヒの何でも現実にする力を、これはフィクションなんだと思わせる方法で、本格ミステリが出てきたときは驚いた。そんな所まで持ってくるのかこの本は!と関心。でも合理的なオチを付けろ、となって「夢オチ」で終わったのはなあ・・・。前巻も結局は夢オチなわけだからさあ。でも、ハルヒについての色んな理論、面白かったです。あともう一つの印象。みくるちゃん可哀想w2011/09/18
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