内容説明
ラッカセイの生理生態から、初期生育を高めて安定多収につなげる栽培のポイント、さまざまな加工、茹で落花生についても詳しく紹介。
目次
第1章 ラッカセイの魅力(新しい品種の登場で売り方も多様に;どこでも栽培できて、畑を良くする;食べ方いろいろ、栄養満点)
第2章 ラッカセイってどんな作物?(ラッカセイの原産地と来歴;ラッカセイの種類と分類;ラッカセイの一生と生育の特徴;ラッカセイ導入のポイント)
第3章 ラッカセイ栽培の実際(ラッカセイの年間管理と栽培のポイント;品種の特性と選び方;種子の準備;ほ場の準備;播種;管理作業;収穫;貯蔵;茹でラッカセイ栽培)
第4章 ラッカセイの利用と加工(販売の工夫;消費拡大への取り組みを)
著者等紹介
鈴木一男[スズキカズオ]
1949年東京都生まれ。東京農工大学農学部卒業。千葉県農業試験場で畑作物の試験研究およびラッカセイの育種研究に従事。“郷の香”“おおまさり”をはじめ、数多くのラッカセイ品種の育成に携わる。2009年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ととむ
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ゆで落花生大プッシュ。冷凍で売れそう。2015/05/17
nozma
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ラッカセイ栽培に関して、一通りの部分が記述されている。事前に農業技術大系作物編のラッカセイの部分を読んだが、概ね同様の範囲をカバーしつつ、品種やデータは適宜新しいものに更新されている印象を受けた。また、近年育成されゆで専用の大粒品種として注目されている「おおまさり」に関する記述もある。 現状、普通に入手可能な書籍のなかではラッカセイの営利生産に関してまとめられた唯一のものではないだろうか。欲を言えばハウス栽培やポット育苗に関してもう少し記述が欲しかったところ。2014/04/27