出版社内容情報
田沼一派の放った毒矢に射られた霧子は未だ目を覚まさない。坂崎磐音ら尚武館道場の面々は回復を願って霧子を小梅村へと移すが……。
内容説明
田沼一派に襲われた豊後関前藩の跡継ぎ福坂俊次を守って、毒矢に切られた霧子。治療により命こそ取り留めたものの、未だ目を覚まさない。回復を祈る坂崎磐音らは、眠ったままの霧子を船に乗せ、小梅村にある尚武館道場の長屋へと迎える。仲間の門弟たちの稽古の声が響く地で、利次郎が中心となって懸命の看護が続くのだが―。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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