出版社内容情報
土は地球環境を守っているんだ。土壌侵食や砂漠化、酸性雨、地球の温暖化はなぜ起きるのか?ダイオキシンを食べるカビ、農業と環境保全、マングローブが守る自然など、土をキーワードに地球環境と人間の役割を学ぼう
内容説明
世界中で環境問題が深刻化している今、砂漠化や酸性雨や地球温暖化の問題を土をキーワードに考えてみる。
目次
土がまもる地球環境
森がなくなると土が流れる?
土への雨のしみこみ方をくらべてみよう
森ができると土もできてくる
入れすぎた肥料の養分はどうなる
ダイオキシンを食べるカビ
生ゴミから、たい肥をつくろう
砂漠化はなぜ起きるのか?
いつもにごっている川と、すんでいる川
地球温暖化と土の関係
酸性雨が土にふるとどうなるのか
マングローブがまもる土と自然
生産性の向上と環境保全
農業が環境をまもる
地球をとりかこむ土壌の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshika Komatsu
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◼️図書館本。 ◼️農業の多面的機能をお金に換算してみると、1年間に農業7兆円、森林では約75兆円の経済効果。 洪水を防ぎ、水源を豊かにするダムの働き、水を浄化する働き。土砂災害防・土壌流出防止作用、生物多様性の確保。と、いいことづくめ。(大規模農業・農薬使用した慣行農法は除く) ◼️阿蘇の太陽光パネルが話題だが、政府は国土や環境を破壊することばかり推進しているな。 ◼️子供の頃から、こういう良書を積極的に読ませておくことが大切だなと、大人になって気付く。2024/04/03