内容説明
営業職等の事業場外での労働時間管理をどう行うべきか!?最新の最高裁判決やこれまでの裁判例を踏まえた事業場外みなし労働時間制適用の判断、様々なケースの労働時間のみなし方、割増賃金定額払いのポイントについて解説。
目次
第1章 どのような時間が労働時間となるのか(「労働時間」の定義;労働時間か否かが問題となる時間)
第2章 労働時間の把握について(会社による労働時間の適正な把握の必要性;労働時間把握基準)
第3章 労働時間の把握の可否(事業場外みなし労働時間制の適用の有無)(事業場外みなし労働時間制の制度概要;「事業場外」で働いたとき;「労働時間を算定し難いとき」)
第4章 事業場外みなし労働時間制が適用される場合のみなし労働時間(労働時間のみなし方;事業場外みなし労働時間制を適用する場合に生じる問題点;事業場外みなし労働時間制を適用すべきかどうかの判断;事業場外労働について労働時間管理を行う場合;事業場外みなし労働時間制の適用の適否の具体例)
第5章 営業職の賃金(割増賃金に関する基本的事項;営業職に関して生じる割増賃金に関する問題;割増賃金の定額払いの活用法)
著者等紹介
伊藤隆史[イトウタカシ]
平成13年早稲田大学法学部卒業、平成15年弁護士登録、同年東京青山・青木法律事務所入所。平成17年、太田・石井法律事務所入所(第一東京弁護士会所属)。平成26年度第110回経団連労働法フォーラム報告者(2日目)。主に人事労務問題を取り扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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