内容説明
日本の財政投融資は、深刻な財政危機と金融自由化の中で混迷の度を深めている。本書は、現下の財政投融資がかかえる課題の解明と改革にむけて、これまでの研究を批判的に摂取しながら、戦時期から昭和50年代にいたる発展過程を歴史的構造的に論究する労作である。
目次
第1章 戦時期の財政投融資―戦後財政投融資前史
第2章 戦後混乱期の財政投融資とその役割―戦後預金部の展開
第3章 復興期財政投融資の機構整備
第4章 高度成長期(昭和30年代)財政投融資の展開
第5章 経済転換期(昭和40年代)の財政投融資とその役割―財投における「景気調整」機能の展開
第6章 低成長期(昭和50年代)の財政投融資―資金運用部と地方財政資金
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