内容説明
本研究では就職協定廃止初年度にあたる1997年度と、その次年度の1998年度における企業の採用活動、また、採用後の大卒等若年者の雇用管理についてアンケート調査を行い、変化の実態を捉えようとしている。変化の断片は日常の中でも見聞きすることができるが、それが全体としてどの程度のものであり、どのような関連性を持ったものかについては、本報告のような体系的な調査は行わなくては明らかにできない。そして、変化の現状について、その実状を把握することは、企業側にとっても有益な情報を提供できるものであるとともに、これから就職活動を行う学生側、大学側にとっても有効なものである。
目次
概要(調査研究の目的と方法;新規大卒者の採用―就職協定廃止と大卒の採用活動 ほか)
第1部 企業アンケート調査結果(調査の方法と調査対象企業;新規大卒者の採用―協定廃止初年度、次年度の採用活動 ほか)
第2部 調査研究結果の分析と検討(就職協定の廃止と新規大卒者の採用;採用にかかるコストと今後の採用活動 ほか)
調査結果統計表(1997年;1998年)