内容説明
解雇の金銭解決制度というのは、どのような順序で、またどのような点に目配りをしながら議論すべきであるのか。制度導入をめぐる議論全体の“見取り図”を、主にドイツ法との比較検討から提示することを試みた1冊です。
目次
第1章 日本における政策・議論動向(序説;第一期:1975年~2000年代初頭 ほか)
第2章 解雇規制の国際比較(序説;欧州諸国 ほか)
第3章 ドイツ法における解雇の金銭解決(検討の順序;解雇規制の基本構造 ほか)
第4章 比較法的考察(解雇規制の基礎と構造;解雇の金銭解決制度をめぐる基礎理論 ほか)
著者等紹介
山本陽大[ヤマモトヨウタ]
1985年11月兵庫県宝塚市生まれ。2007年3月同志社大学法学部退学。2009年3月同志社大学大学院法学研究科博士課程(前期課程)修了。2012年4月~労働政策研究・研修機構研究員(労働法)。2015年9月同志社大学大学院法学研究科博士課程(後期課程)満期退学。現在、労働政策研究・研修機構副主任研究員(労働法)・博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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