出版社内容情報
古代から現代まで、各時代におけるパラダイム、治療の場や「狂気」の概念、そして患者の生活に触れつつ、精神医学の歴史を概説する。
内容説明
心の治療はどこから来て、どこへ行くのか。古代から現代まで、各時代におけるパラダイム、治療の場や「狂気」の概念、そして患者の生活に触れつつ、精神医学の歴史を概説する。
目次
第1章 古代―自然現象としての狂気、文化事象としての狂気
第2章 中世―「頭の病気」
第3章 ルネサンス―病院の中のメランコリー
第4章 バロックと啓蒙主義―癲狂院と神経病患者
第5章 19世紀の精神医学―保安、治療、研究
第6章 20世紀―バイオサイコソーシャル精神医学への道
著者等紹介
ブリュックナー,ブルクハルト[ブリュックナー,ブルクハルト] [Br¨uckner,Burkhart]
1962年生まれ。ニーダーライン大学教授(社会心理・心理社会的予防・健康促進学講座)。心理学・心理療法修士。専門は精神医学史、臨床社会心理学、危機介入・自殺予防、心理カウンセリング
村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年生まれ。京都大学大学院医学研究科精神医学教室教授。京都大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神医学
川島隆[カワシマタカシ]
1976年生まれ。京都大学大学院文学研究科准教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。専門はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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