出版社内容情報
乳幼児が養育者と見つめ合い、触れ合い、語り合う中で発達する時、その脳の中では何が起こっているのか。膨大な知見を紐解く。
内容説明
乳幼児と養育者の脳同士はどのように関係し合っているのか。原始的で非言語的といわれる右脳に注目し、膨大な研究をもとに解き明かす。
目次
第1章 早期の情動的愛着、右脳の発達、無意識のこころの関係性起源
第2章 現代の愛着理論
第3章 愛着と自閉スペクトラム障害の早期対人神経生物学的アセスメント
第4章 すべての息子たち―リスクを抱える少年たちの発達神経生物学と神経内分泌学
第5章 早期の右脳調整と情動的幸福の関係性起源
第6章 生涯にわたる右脳の発達―愛はそれとどのような関係があるのだろうか?
第7章 脳の右側で遊べ―『アメリカン・ジャーナル・オブ・プレイ』掲載、アラン・N・ショアのインタビュー
著者等紹介
ショア,アラン・N.[ショア,アランN.] [Schore,Allan N.]
UCLAデイヴィッド・ゲフェン医学校の臨床教授で、作家、研究者、国際的な講演者であり、「対人神経生物学に関するノートン・シリーズ」の元編集者でもある(2007‐2014)。米国心理学会のトラウマ心理学部門から「トラウマ心理学実践への顕著な貢献に対する賞」、精神分析部門から「科学賞」、アメリカ精神分析学会から「名誉会員」、児童青年精神保健への顕著な貢献に対して「ライス・デイヴィス児童研究センター賞」など、数々の栄誉に輝いている。彼は50年以上にわたり精神療法を実践している
筒井亮太[ツツイリョウタ]
関西大学大学院心理学研究科修了
細澤仁[ホソザワジン]
神戸大学医学部医学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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