内容説明
うつ病/躁うつ病を解明せよ!研究の最前線から、悩める患者・家族へ贈る精神医学エッセイ。
目次
1 躁うつ病に挑む(「新型うつ」とは何か;躁うつ病の謎に迫る;うつと脳バンク;小児双極性障害の謎;今こそ、抗うつ一〇ヵ年計画を! ほか)
2 これからの精神医学(精神科の診断とは;変わる倫理、変わらぬ真理;ダーウィンと進化精神医学;分子でこころは語れるか?;情報を発信することの責任 ほか)
著者等紹介
加藤忠史[カトウタダフミ]
1963年東京生まれ。1988年東京大学医学部卒業。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部附属病院講師を経て現在、理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チーム・シニアチームリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
大西正志
4
躁うつ病は、脳の機能的障害であり、そのメカニズムを解き明かそうとする精神科医の著書。脳科学は大きな進展を遂げている。いくつかの所見から分かる、責任病巣や神経伝達物質についての概説が興味深い。患者脳の剖検による証明がひとつのカギらしいが、入手は難しい。献体しようか、自分の脳を見たいものだ。2019/08/10
うさうさ
3
理化学研究所で躁うつ病の研究をされている加藤先生のご著書。躁うつ病の原因、基礎研究、臨床研究、ゲノム分析などちょっと難解な部分も。双極性障害の当事者が専門家と一緒に厚生労働大臣に意見書を提出したという動きは興味深い。研究者として、医師として、社会の無理解にメスを入れたのかなと思える。脳バンクに生前登録して、死後脳を研究材料に提供する事をきちんと考えようかなと思う。2013/08/24
みのにゃー
2
患者と家族が挑むのではなく、医者が躁うつを治療するための研究についての苦労本。まだ精神疾患について世間の認知が低いと言わざるを得ない日本ではあるが、一歩一歩前進しているようだ。早くこの病気が解明され、治療法が確立されることを願う。2018/05/02
adeu
1
専門家でも意外と解らない事が多い病気。脳は物理的にも倫理的にも繊細であるから研究が難しそうだ。それでも一歩ずつ研究を重ねていく研究者は素晴らしい。2017/05/29
出原樹音
0
そこそこ。2018/08/15




