内容説明
詩人・作家・人権活動家として波乱の人生を生き、アメリカで最も愛され最も尊敬される女性のひとり、マヤ・アンジェロウが遺した名著。
目次
本当の居場所
博愛主義と思いやり
お告げ
命を授かる
届いた祈り
真実を語る
品性のこと
性の暴力について
母の先見の明
モロッコの教訓
ポーギーとベス
新しい友だち
偉大なアーティスト
ヘイマーを讃える
究極の洗練
銀幕の思い出
自分を守る
愛する人との別れ
弔辞
天国にたどり着く〔ほか〕
著者等紹介
アンジェロウ,マヤ[アンジェロウ,マヤ] [Angelou,Maya]
1928年生まれ。作家、詩人、人権活動家。両親の離婚後、3歳で祖母に引き取られる。母親の恋人に性的虐待を受けたのは8歳のとき。男ははぐ釈放されたが、それに怒った人たちによって殺害された。「自分が犯人の名前を告げたせいだ」とショックを受けたマヤは、もう言葉は発しないと決意。以後約5年間しゃべらなかった。それでも祖母の家で暮らすなかで傷を癒していく。13歳で再び母の元へ。17歳で未婚の母となり、コックやダンサーや歌手、俳優や脚本の執筆など多方面で才能を開花させながら子どもを育てる。60年代にはキング牧師らとともに、公民権運動の担い手として精力的に活動した。1969年、初の自伝『歌え、翔べない鳥たちよ』(青土社)が世界的ベストセラーとなる。以降、生涯で7冊の自伝を上梓。エッセイ、詩集、料理本も多数執筆。本書が最後のエッセイとなった。2010年、米国で民間人に贈られる最高位である大統領自由勲章を授与される。その他受賞多数。2014年没。享年86
白浦灯[シロウラアカリ]
翻訳家。ミステリ、古典文学、ノンフィクションなど多彩なジャンルの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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